あすぺさんのブログから抜粋
※私とはあすぺさんです
私 「先生、一般的に字は右手で書くものですよね?」
担当医 「…?…そうですね。」
私 「だからといって、右手のない人に"字は右手で書くものだ。右手で書け!"って、言いますか?」
担当医 「?」
私 「言わないですよね。左手で書くことを勧めますよね。」
担当医 「ふむ。」
私 「それは、右手が"ない"ことが、外から"見てわかる"から、そう言えるんです。」
担当医 「…?」
私 「じゃぁ、外から見えない能力(脳の機能)だったら、どうですか?」
担当医 「ふむ」 ←ここで、私の話の意図がつかめた
私 「本人すらも、能力(脳の機能)があるかないかわからない。だから、"できるはず"と不毛な努力を続けることになります。」
私 「それは、右手がないのに、右手がないことに気が付かず、存在しない手で鉛筆をつかむ努力を続けるのと同じです。そして、"鉛筆をつかむことすらできない"と嘆き続けて一生を終えることになります。もしかしたら、絵の才能があって、左手を使えば、すばらしい絵を描けるようになるかもしれないのに!」
担当医 「…」
私 「そのためには、まず、"右手がない"ことに、本人も周囲も気が付かなければならない。気が付くことで、初めて、左手で字を書く(別の能力でカバーする)という方向転換を考えられます。」
担当医 「なるほど」
私 「私は、自分に能力(脳の機能)があるかないかを知りたいんです。能力がないなら、別の方法でカバーすることを考えなくてはならないんからです。」
担当医 「私には、あなたが"発達障害だと言われたい"ように見えますが。」
私 「"言われたい"のではなく、あるのかないのか、"事実を正確に知りたい"んです。」
担当医 「…わかりました。発達障害専門のT先生を紹介しましょう。もしかしたら、診断が変わるかもしれません。」
私 「ありがとうございます。お願いします。」